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2018/07/19

 【揺花草子。】<その2365:これが若さか。>

 Bさん「と言うわけで大河ドラマ『西郷どん』の話題ですよ。」
 Aさん「結局その話題するんだね・・・。
     ルールは続くと見ていいのかな・・・。」
 Cさん「ルール撤廃は決まりよ。たまたまネタが続いていると言うだけよ。」
 Aさん「そ・そうなんですか。」
 Bさん「あのね阿部さん、一般的には物事は始めるよりやめることの方が大変なんだよ。
     長く続いて来たものを途中でやめるには、
     それを続け続ける事を覆すだけの力を持つ
     『やめる理由』を見出さなきゃいけないんだ。
     『現行踏襲』が幅を利かせるのは古今東西を問わず人間の歴史の一部だよ。」
 Aさん「おっおう・・・。」
 Cさん「そしてそう言う風潮を大した根拠もなく安易に古臭いとかカッコ悪いとか
     言っちゃう人たちが一定数いるのも歴史にある通りだわ。」
 Aさん「随分と厳しいですねカトリーヌさん。」
 Bさん「そんなわけで、250年に渡り続いて来た幕藩体制を打破しようとした
     西郷どんたちですが。」
 Aさん「うわーそう言う繋げ方。」
 Cさん「もちろん倒幕を志した人々は安易に
     『江戸幕府古くせえ』『今どき世襲政治とか流行らねえ』なんて思って
     運動に勤しんだわけではないでしょうけど。」
 Aさん「そうですかねえ・・・。
     もちろんそう言う高い志の下で活動していた人たちも居たでしょうけど、
     あの時代特有の熱病みたいな側面もあったんじゃないかと思いますよ。」
 Bさん「なるほど。『倒幕』がバズったと言うわけだね。」
 Aさん「バズった・・・いやまあ言い方はアレかも知れないけど、
     そう言う側面はあったかなと。」
 Cさん「実際そう言う人たちも居たでしょうね。
     回りがなんかやけに熱く盛り上がってるから
     乗るしかないこのビッグウェーブに的な人たちも。」
 Aさん「うーん・・・。」
 Bさん「そしてこの倒幕運動は過激な外国人排斥主義、
     いわゆる攘夷思想と表裏一体だったわけです。」
 Aさん「まあ・・・。」
 Cさん「19世紀半ばの開国以来外国人が来日する事が増えて
     あちこちで小競り合いや軋轢が増えた。
     外国人の連中に好き勝手やられちゃたまらんぜ。
     これも全部幕府が勝手に開国なんかしやがったせいだ!
     幕府許すまじ!!と言う論法ね。」
 Bさん「とは言っても、例えば片田舎の藩の一般的な下級武士連中にとって、
     特段外国人との軋轢を感じるような事が日常的にあったとは思えないし、
     結局のところは
     『なんか俺たちの先生が幕府と外国人に対してやけに怒りに燃えてるぞ』
     『隣の家のあいつも運動に身を投じる決意をしたらしいぞ』
     『これはどうやらこの空気に乗ってけば良い目見られそうだぞ』
     ぐらいの感じだったと思うんだよね。」
 Aさん「まあ・・・その程度の浅い考えの人もそれなりには居ただろうねえ・・・。」
 Bさん「そう言う事。
     つまりは。」
 Aさん「つまりは・・・?」

 Bさん「ファッション攘夷志士。」
 Aさん「ファッション攘夷志士!!!!!」

 流行りを追っかける。


Meister's Brief ver.6.5.0 (Release 20111120)


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